引越し会社のおすすめ比較ランキング
引越し業者は3,000社以上存在し、それをきちんと比較するのは容易ではなく、中には根拠のない比較を行っているサイトも多く見受けられます。
このため、引越し業界で4年間の経験を持つ筆者が、根拠をもって引越し業者を比較する方法や、実際に比較した結果を以下の手順でご紹介いたします。
引越し業者を比較する7つのポイント
大手15社を比較!おすすめの引越し業者ランキングTOP6
引越し業者を決める前に1つだけ注意すべきこと
見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
引越し業者の選び方でよくあるQ&A
最後までご覧いただければ、おすすめの引越し業者や比較の観点が明確になり、最適な業者を見つけて安く引越しを依頼する際の手助けになるでしょう。
1. 引越し会社を比較する7つのポイント
引越し会社は3,000社以上存在し、優れた業者を見つけることは非常に困難です。また、「人気ランキング」など、根拠のない引越し会社の比較ページには警戒が必要で、これらは広告目的でランキングが作成される可能性があります。
そのため、以下の7項目のような「根拠」を持って比較することが非常に重要です。
- 見積もり後の金額(料金相場)
- 引越し安心マークの有無
- サービスの範囲
- 梱包資材の内容
- 作業員の人数と構成
- 補償内容
- 細かい契約条件
これから見積もりを依頼する方は、「2. 大手15社を比較!おすすめの引越し会社ランキングTOP6」にて大手業者15社を詳細に比較し、おすすめを選りすぐりましたので、そこから選択してみてください。
それでは、これらの観点について1つずつ詳しくご紹介していきます。
1-1. 見積もり後の金額(料金相場)
引越しは実際に見積もりをとらないと料金が確定しないサービスです。したがって、引越し会社を正確に比較するためには、実際に見積もりをとってもらった金額を比較することが重要です。
ただし、各会社ごとに相場が存在するため、「2. 大手15社を比較!おすすめの引越し会社ランキングTOP6」では、5万人の引越しデータを元にして各会社ごとの相場を算出し、それをもとに比較を行います。
見積もりを取らなくても比較する方法はない?
一括見積もりサイトの引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)であれば、引越しの条件を入力するだけで、下記のように業者ごとの「概算価格」が表示されます。
実際に見積もりを取ると変動することもありますが、過去の引越しデータを元に算出されているので、比較のいい材料になります。
1-2. 引越安心マークの有無
「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。
引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。
(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行為又は信用を損なう恐れのある行為がないこと
引越し業者がこの認定を取得している場合、料金や作業中に発生したトラブルにも真摯に対応し、顧客が満足できる可能性が高まります。
さらに、問題が生じた場合、この協会に通報や相談が可能であり、業者が誠実な対応をしない場合でも、協会がサポートしてくれます。
引越し安心マークは、認定時だけでなく、3年ごとに審査を受けて更新されるものです。従って、引越し安心マークを維持し続けている業者は、7つの項目を常に満たし続けていると言えます。
この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。
引用:国土交通省
信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。
下記は見積もり候補によく挙がる大手15社の取得状況です。
取得している | 取得していない |
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|
1-3. サービスの範囲
以下のサービスの有無や料金に含まれているかは、引越し会社ごとや引越しの具体的な状況により異なります。- ダンボールの回収
- 洗濯機の取り付け・取り外し
- 家具(ベッドなど)の解体・組み立て
- 作業員が靴下を履き替える
- 引越し後の家具の1度の移動
そのため、上記のサービスが含まれているかどうかは、業者を選ぶ際や見積もり時に確認し、比較する際のポイントとして考慮すると良いでしょう。
1-4. 梱包資材の内容
ダンボールなどの梱包資材も業者ごとに差が出る観点です。例えば、アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。
引用:アート引越センター
こういった資材があると、引越しの際に荷造りが簡単になり、荷物も綺麗に運ぶことができます。
ただ、どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。
価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、どんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。
1-5. 会社の教育体制や社内制度
引越し会社ごとに、作業の品質向上に向けた取り組みが異なりますので、各会社の取り組みを比較することが重要です。例えば、サカイ引越センターは狭くて難易度の高い一軒家を模した研修施設を用意し、そこで徹底的な社員教育を行っています。これにより、作業員は実践的な状況で訓練を受け、高い技術や確かなノウハウを身につけることが期待されます。
他の引越し会社も、類似または独自の取り組みを行っている可能性があります。したがって、各会社がどのようなトレーニングや教育プログラムを提供しているかを確認し、作業品質向上にどれだけ力を入れているかを比較することが、最適な選択をする上で有益です。
引用:サカイ引越センター
サカイ引越センターは、社内の作業員のランクも明確で、全スタッフが上のランクを目指して技術の向上、丁寧なサービスの提供を心がけています。
引用:サカイ引越センター
また「引越し後のアンケートの結果」で手当て(ボーナス)がつくため、いかに利用者に気持ちよく引越しをしてもらうかを第一に考えているスタッフが多くなります。
サカイ引越センターのような取り組みを徹底している業者を選ぶことで、高い品質の引越し作業を期待できます。
作業員の人数と構成も見ておく
見積もりの後に比較する場合は、作業員の構成と人数も比較しましょう。引越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。
また、作業員がより多い方が引越しが早く終わります。
1-6. 補償内容
引越し会社は一般的に標準引越し約款と呼ばれる共通の規則に基づいてサービスを提供しており、この約款により引越しで壊れたものは補償されることが通例です。ただし、中には独自の規約を採用している業者も存在し、そのため業者が荷物を壊した場合でも満足な補償が受けられない可能性があります。
大手の引越し業者は通常、このような問題が発生しにくい傾向がありますが、マイナーな業者に依頼する際は補償について十分に確認し、補償が不十分な業者は利用を避けるようにしましょう。引越し前に契約書や約款をよく確認し、補償の条件を理解することが重要です。
1-7. 細かい契約条件
引越しごとに細かい契約条件も変わりますから、契約前のタイミングで確認しておくと安心です。下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。
契約内容 | 概要とデメリット |
積み切り(積みきり) | ・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。 ・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。 |
フリー便 | ・引越し会社の都合に合わせた時間で引越しを行う。 ・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引越しがかかる可能性もある。 |
混載便 | ・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。 |
特に積み切り契約は特に要注意
積み切り便は優良業者であれば、積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一般的に下記の大きさは必要です。単身者(ワンルーム〜1DK) | 2トントラックショート |
カップルなど2人暮らし(1LDK~2DK) | 2トントラックロング |
荷物が多くはない家族の引越し(2LDK~3LDK) | 3トントラック |
荷物が多い家族の引越し(3LDKより大きい) | 4トントラック |
運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けて置きましょう。
2. 大手15社を比較!おすすめの引越し会社ランキングTOP6
【引越し会社比較結果】- 価格帯:各社の見積もりに基づく相場算出を行いました。
- サービス内容:
- 引越安心マークの有無:業界の認定マークを取得しているか
- サービスの豊富さ:提供される作業の範囲、無料サービスの有無
- 梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料提供するか
- 社内教育の充実度:サービス水準向上のための取り組みの有無
- 補償:壊れたものの補償対応
- スマートフォンの方は左右にスクロール可能です –
料金 | サービス | |||||||
価格帯 (単身) | 価格 (家族) | サービス評価 | 安心マーク | サービスの豊富さ | 梱包資材 | 社内教育 | 補償 | |
アート引越センター | 高 | 高 | 4.70 ★★★★★ | ◎ | ◎ 8pt | ◎ 9pt | ◎ | ◎ |
アリさんマークの引越社 | 高 | 標準 | 4.45 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7.5pt | ◎ | ◎ |
サカイ引越センター | 高 | 高 | 4.40 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7pt | ◎ | ◎ |
人力引越社 | 安 | 安 | 4.20 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7.5pt | ◯ | ◎ |
ハトのマークの引越センター | 高 | 安 | 4.05 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6.5pt | △ 4pt | ◎ | ◎ |
日本通運 | 安 | 安 | 4.00 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6pt | △ 4pt | ◎ | ◎ |
ハート引越センター | やや安 | 安 | 4.05 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
西濃運輸 | – | – | 3.85 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 5.5pt | ◎ 8pt | △ | ◎ |
福山通運 | – | – | 3.65 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7.5pt | △ 4pt | △ | ◎ |
アップル引越センター | 安 | 安 | 3.60 ★★★★☆ | – | ◎ 9pt | ◯ 7pt | ◎ | ◎ |
SGムービング | やや高 | 高 | 3.55 ★★★★☆ | ◎ | △ 4pt | △ 4pt | ◯ | ◎ |
ファミリー引越センター | やや安 | やや高 | 3.20 ★★★☆☆ | – | ◯ 7.5pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
アーク引越センター | 高 | 安 | 3.15 ★★★☆☆ | – | ◯ 7pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
ベスト引越サービス | 安 | 安 | 3.10 ★★★☆☆ | – | ◯ 6.5pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
クロネコヤマト | 安 | × | 2.30 ★★☆☆☆ | – | △ 3pt | △ 2.5pt | ◯ | ◎ |
- 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
- サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
- 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
- 該当のサービスを提供していない業者「×」
- 1位:アート引越センター(https://www.the0123.com)
サービス重視の人におすすめ - 2位:人力引越社(https://www.j-h-kyoto.com/)
価格重視の人におすすめ - 3位アリさんマークの引越社(https://www.2626.co.jp)
サービス・価格のバランス重視の人におすすめ - 4位:サカイ引越センター(http://www.hikkoshi-sakai.co.jp)
サービス重視の人におすすめ - 5位:日本通運(https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/)
価格重視の人におすすめ - 6位:ハトのマークの引越センター(https://www.hato.or.jp/)
サービス・価格のバランス重視の人におすすめ
引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)など一括見積もりサイトを使えば簡単に複数社に依頼ができます。
おすすめの上位6社について紹介していきます。
※各社の価格目安は、繁忙期:3月~4月上旬、平常:それ以外の時期の大まかな目安です。
1位. アート引越センター
アート引越センターは1977年に設立され、全国展開する大手引越し会社であり、極めて高いサービススペックを誇っています。サービス品質を重視する方や、どの業者を選べば良いか迷っている方におすすめです。
他社では別料金が発生することがあったり、対応してもらえない場合がある作業や梱包資材を、アート引越センターは無料で提供してくれるため、追加料金なしで高水準のサービスを受けることができます。
提供されるサービスとしては、引越し後の家具の1回の移動、食器ケースの貸し出し、シューズボックスの貸し出しなどが含まれています。
価格相場は高めですが、同じ価格帯の他社、例えばサカイ引越センターなどと競争させることで割引を狙えます。複数の引越し会社から見積もりを取り、価格を比較することで、コストを抑えることが可能です。
アート引越センターの口コミ
会社名 | アートコーポレーション株式会社 |
設立 | 1977年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:49,000円~52,000円、県外:64,000円~107,000円) ・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500円~189,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:73,500円~78,000円、県外:96,000円~160,500円) ・家族引っ越し(県内:112,500~126,000円、県外:147,000~285,000円) |
アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com
5位.人力引越社
人力引越社の口コミは?
下記のように満足いく結果が多いです。会社名 | 株式会社 キョウトプラス |
設立 | 2005年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:34,000円~36,000円、県外:45,000円~75,000円) ・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,000円~143,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:51,000円~54,000円、県外:58,500円~99,000円) ・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円) |
人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/
4位.アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社は1971年に設立され、引越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引越し業者です。彼らはサービスと価格のバランスが良く、高いサービス品質を提供しています。
社員教育においては、徹底的な取り組みが行われており、厳しい社内試験や利用者からの高い評価を受けた作業員を表彰する制度など、サービスの質を向上させるための仕組みが充実しています。
家族引越しにおいては相場通りの料金設定となっていますが、単身の引越しにおいては相場よりもやや高めの傾向があります。そのため、ハート引越センターなど料金が安い業者と一緒に見積もりを取り、競争させることで、よりコストを抑えた引越しを実現できるでしょう。
アリさんマークの引越社の口コミ
会社名 | 株式会社引越社 |
設立 | 1971年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:43,000円~45,000円、県外:56,000円~93,000円) ・家族引っ越し(県内:71,000円~79,000円、県外:93,000円~180,000円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:64,500円~67,500円、県外:84,000円~139,500円) ・家族引っ越し(県内:106,500円~118,500円、県外:139,500円~270,000円) |
アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp
3位.サカイ引越センター
サカイ引越センターは引越し業界で「引越し件数8年連続No.1」の実績を持つ最大手の引越し業者であり、サービスの充実度も高いため、サービス品質を求める方におすすめです。
他社に比べて「サービスの範囲」と「梱包資材」で劣るかもしれませんが、引越しの難易度が高い「狭い一軒家」を研修のために用意し、過酷な環境で引越しの研修を行っているため、スタッフの技術力は高い水準にあります。
価格相場はやや高めですが、アート引越センターなど他社と競争させることで割引を狙えるため、見積もりを複数取り、価格を比較してみることをお勧めします。これにより、より経済的で効率的な引越しプランを見つけることができるでしょう。
サカイ引越センターの口コミ
とても明るい笑顔が素敵な兄ちゃんで仕事も丁寧で大満足でした
会社名 | 株式会社サカイ引越センター |
設立 | 1971年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:50,000円~53,000円、県外:66,000~110,000円) ・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500~189,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:75,000円~79,500円、県外:99,000円~165,000円) ・家族引っ越し(県内:112,500円~126,000円、県外:147,000円~285,000円) |
サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/
5位.日本通運
日本通運は日本最大手の総合運送企業であり、その強力な運送業のネットワークを生かした引越しサービスを提供しています。サービスのクオリティに対して価格が比較的安い業者として知られています。
運送業界の最大手であるため、荷物の一時保管や乗用車の輸送、海上コンテナを使用した輸送など、様々な要望に柔軟に対応できるのが特徴です。
価格に関しても、単身者からファミリー向けまで幅広いプランが用意され、他の料金が安い業者との相見積もりを行うことで、さらなる値下げの可能性があります。日本通運は安価ながらも幅広いサービスを提供しており、予算に応じた選択肢を考える上で良い選択肢となるでしょう。
日本通運の口コミ
引っ越し全部終わったー
会社名 | 日本通運株式会社 |
設立 | 1937年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:33,000円~35,000円、県外:43,000円~72,000円) ・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,500円~143,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:49,500円~52,500円、県外:64,500円~108,000円) ・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円) |
日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/
6位.ハトのマークの引越センター
ハトのマークの引越センターは地域密着型の引越業者が組合として集まり、各エリアごとに加盟している地域密着型の業者(加盟店)がサービスを提供しています。
地域密着の業者であるが故に、ハトのマークの引越センターでは以下のような研修や社内資格制度を実施しており、技術の品質は大手の中でも高い水準に保たれています。
- 引っ越し作業の実技研修
- マナー研修
- 社内の引越コンテスト
- 引越管理士資格認定制度(社内資格)
このため、他の料金が安い傾向にある業者(例:日本通運など)と一緒に見積もりを取り、料金競争を活用することで、コストを抑えた引越しプランを見つけることができるでしょう。
ハトのマークの引越センターの口コミは?
下記のように満足いく結果が多いです。会社名 | 全国引越専門協同組合連合会 |
設立 | 1974年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:44,000円~46,000円、県外:57,000円~95,000円) ・家族引っ越し(県内:65,000円~72,000円、県外:84,500円~164,000円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:66,000円~69,000円、県外:85,500円~142,500円) ・家族引っ越し(県内:97,500円~108,000円、県外:127,500円~246,000円) |
ハトのマークの引越センター公式ページ:https://www.hato.or.jp/
3. 引越し会社を決める前に1つだけ注意すべきこと
引越しの料金は距離や荷物の量などを基にして、利用者ごとに計算されるため、上記の引越し業者を利用する際も見積もりを取り、金額を確認することが重要です。特に、「複数社から見積もりを取らないと高くなる」ということは、単身者か家族か、どの地域に住んでいるかに関わらず、すべての人が意識すべき注意点です。異なる引越し業者から複数の見積もりを取得することで、サービスや価格の違いを比較し、最適な選択をすることができます。これにより、より経済的で効率的な引越しプランを見つけることができます。
3-1. 注意点:複数社から見積もりを取らないと高くなる
引越しの見積もりで最も大事なのは、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。これは、1社からしか見積もりを取らないと、引越し会社は安くする努力をほとんどしないので、どんなに優良の業者でも料金が高くなるからです。
反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。
実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります。
また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。
比較して一番いい業者を選べる
また、複数社に見積もりを取ることで、各社に割引をさせた上で、サービスも比較しながら1社に決められるので、より安くて良い業者を選びやすいです。より多くの業者から見積もりをとった方がベストな1社を探しやすいものの、見積もりにも対応の手間がかかるので、このページを参考に業者を厳選し、効率よく見積もりを取りましょう。
3-2. 複数業者から見積もりを取る方法は2つ
見積もりには下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。- 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
- 一括見積もりサイトを使う
一括見積もりサイトとは?
複数の引越し会社にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引越し会社に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。
一括見積もりサイトを使うべき理由
- ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
- 入力を何度もしなくてもいいので簡単
- あなたの引越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる
また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。
一括見積もりサイトの唯一のデメリット
デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。
ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。
そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。
Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?
引越し会社側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引越し会社が運営費全てを負担しているわけではありません。
一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。
Q. 利用料は引越し代金に上乗せされないの?
上乗せはされません。まず、引越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。
割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。
3-3. おすすめの一括見積もりサイトは?
引越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。
対応業者数 | 業者の希望 | |
引越し侍 | 300社以上 | ◯ |
引越し価格ガイド | 300社以上 | × |
ズバット引越し比較 | 220社以上 | ◯ |
引越し見積もりEX | 210社以上 | × |
SUUMO引越し | 140社以上 | ○ |
LIFULL引越し | 100社以上 | ○ |
価格.com引越し | 100社以上 | ○ |
引越しラクっとNAVI | 60社以上 | ○ |
引越しネット | 30社以上 | ○ |
引越し達人.セレクト | 10社以上 | × |
アットホーム引越し | 10社以上 | ○ |
楽天引越し | 5社以上 | ○ |
比較.com | 3社以上 | × |
提携業者数は最も多く、下記のようなおすすめの大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。
下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。
また、あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。
引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/
3-4. 引越し侍でどの業者を選べばいいの?
引越し侍での見積もり依頼では、入力後に表示される業者が「あなたの条件で対応可能な業者」です。この中から選ぶ際には、以下の2つのケース別に厳選する方法を紹介します。希望の業者がまだ決まっていない場合、次の方法で選んでみましょう。① サービスにもこだわりたいケース:
- サービスに重点を置く方は、各業者の提供するサービスや特典を比較します。
- 引越し作業の実技研修やマナー研修、社内の引越コンテストなど、サービス品質向上の取り組みがあるか確認します。
- レビューや口コミも参考にして、利用者の評価が高いかどうかを確認します。
② 料金を最安にしたいケース:
- 料金を最優先とする方は、各業者の見積もり金額を比較します。
- 各業者から提示された料金だけでなく、追加料金や特典が含まれているかも確認します。
- 料金のみならず、作業員の技術力や引越しの実績も考慮して総合的な判断を行います。
①サービスにもこだわりたいケース
大手の15社を比較した結果、下記の業者がサービス面で優れています。あなたの条件に対応している業者一覧の中にあれば下記から3社選びましょう。料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者
- アート引越センター(https://www.the0123.com)
- サカイ引越センター(http://www.hikkoshi-sakai.co.jp)
- 人力引越社(https://www.j-h-kyoto.com/)
- 日本通運(https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/)
- アリさんマークの引越社(https://www.2626.co.jp)
- ハトのマークの引越センター(https://www.hato.or.jp/)
上記で3社揃わないときは、ユーザーの満足度が高い口コミ評価4.0以上のものを選びましょう。
4.0以上の評価の業者が複数あれば、口コミ件数で選びましょう。評価の信頼度も高く、多くの人が選んでいるためです。
口コミ件数が5件を切るものもあり、「多くの人が評価しているか」も見極めなければいけません。
②料金を最安にしたいケース
概算価格・利用者の平均価格を参考に安いものを3社選びましょう。概算価格は過去の実績などをもとに出されているため、これが安いものを選んでおけば最終価格も安くなりやすいです。
3-5. 入力後はどうなる?
引越し侍に情報を入力した後は、下記の流れで最終的な1社を絞ることになります。- 引越し侍に情報を入力し、3社に見積もりを依頼
- 電話やメールで選んだ業者から連絡が入る
- 訪問見積もりや電話で要望を伝えると正式な見積もりが出る
- 最終的な一社に絞る
必要以上に高い金額を払うことはなくなりますから、業者に話を聞きながら進めていけば問題ありません。
引越しは1日でも早く見積もり予約をとった方が安くなるので、まずは「引越し侍」で見積もり依頼をするところから始めましょう。
引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/
ただ、「交渉してもっと安くしたい」という方は見積もり予約をした後でも構いませんので、次の章を確認しましょう。
4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。
- 予算は伝えない
- その場で決定しない
- 他社の見積もり額を伝える時は要注意
時期別に下記のタイミングを過ぎると、予約が埋まり、一気に選択肢が減るため、高くなりやすいです。
- 3月~4月上旬の引越し:1ヶ月前
- それ以外の時期の引越し:2週間前